鎌倉にて
鎌倉に行ってきました。想定の範囲内でしたが、すごい人出でした。クララの発案で、北鎌倉から鎌倉まで歩き、その後江ノ電に乗って大仏さんを見る、というのが当初の計画でしたが、あまりの人波に呆然としてしまい、急遽源氏山を越える中でも一番ハードなコースを選び歩くことに。
鎌倉は高校の遠足で二度来ています。が、お互い毎回グループ分けで別にされてしまうので一緒にあるいたことはなく、なんだか京都といい、鎌倉といい、揃いの制服着ていた頃の記憶を辿るようなみちゆきとなりました。もっとも、ふたりとも恐ろしく記憶が曖昧なんですが。
「のんびりお散歩しようよー」という当初の予定とはだいぶ違って、急な山道をのそのそ登るハメになりましたが、頭上ではうぐいすがホーホケキョと囀り、他にも数種の小鳥たちが思い思いに囀っておりました。ききなしの文句を知らないので、ナニが鳴いていたよ、と言えない所がちょっとなさけないですが。時折鳶の声も降ってきていて、何かの気配に目を上げると白鷺が集団で(10羽くらいでした)首をすくめて飛んでたり、山越えコースにして正解だったかもしれません。
銭洗弁天脇の御茶屋に飼われていた白蛇です。2001年巳年にこの茶店に顕れたとかで、銭洗弁天が巳を御神体にしていることもあって、非常に霊験あらたかということで白蛇様グッズ(脱皮した皮とか、お供えしたあとのおさがりの赤米とか清砂とか)も売られていて、当の「白蛇様」は神棚の中に設置されたアクリルの水槽の中におわしてかなり無聊なご様子でした。なんだかお気の毒でしたね。こんなとこに閉じ込めて、祟られないのかな。とはいうものの、実はこの蛇、わたしは非常に観ていて感銘を受けました。生まれて初めて蛇を見て「美しい」と思ったのです。よく観ると、ウロコなんかはタイヘン苦手なみっしりモコモコ形状で、咽喉元まで「うぎゃあ」がこみ上げてくるのですが、不思議と…なんというかちょっと魅入られてしまったようです。しばらくかじりついて眺めてしまいました。 大仏さんを出たところにあった怪しげな古武道用具店の店先でくつろいでいた猫。人気者で、人だかりがして写真に撮られていました。クララは店内に入っていきましたが「よさそーなもんないね」とすぐに出てきて言いました。店を構えている場所から言っても、おみやげ物屋さんだもの、そりゃ無理だわさ。
それにしてもよく歩いた…。ところで、鎌倉ってどうしてあんなにインドネシアの民芸品を店頭に並べて、バティック纏った店員さんが民芸雑貨を売っているという店が多いのでしょうか。どこかインドネシアの都市と友好姉妹都市にでもなっているのかな。
「鎌倉といえば鳩サブレーだよねっ。本店で買っていこうよ」というクララのあとについて豊島屋本店へ。本店限定グッズの鳩さぶろうに未練をのこしつつ鎌倉を後に。
今まで花見なんてほとんど出かけたことなかったですが(近所の桜みて喜んでいた)この春はむこう3年分ぐらい花見して、今年1年分ぐらい甘いもの食べた気がする。
楽しかった。あとは、無事にジュネーブに帰り着いてくれるのを祈るばかりだ。
鎌倉は高校の遠足で二度来ています。が、お互い毎回グループ分けで別にされてしまうので一緒にあるいたことはなく、なんだか京都といい、鎌倉といい、揃いの制服着ていた頃の記憶を辿るようなみちゆきとなりました。もっとも、ふたりとも恐ろしく記憶が曖昧なんですが。
「のんびりお散歩しようよー」という当初の予定とはだいぶ違って、急な山道をのそのそ登るハメになりましたが、頭上ではうぐいすがホーホケキョと囀り、他にも数種の小鳥たちが思い思いに囀っておりました。ききなしの文句を知らないので、ナニが鳴いていたよ、と言えない所がちょっとなさけないですが。時折鳶の声も降ってきていて、何かの気配に目を上げると白鷺が集団で(10羽くらいでした)首をすくめて飛んでたり、山越えコースにして正解だったかもしれません。
銭洗弁天脇の御茶屋に飼われていた白蛇です。2001年巳年にこの茶店に顕れたとかで、銭洗弁天が巳を御神体にしていることもあって、非常に霊験あらたかということで白蛇様グッズ(脱皮した皮とか、お供えしたあとのおさがりの赤米とか清砂とか)も売られていて、当の「白蛇様」は神棚の中に設置されたアクリルの水槽の中におわしてかなり無聊なご様子でした。なんだかお気の毒でしたね。こんなとこに閉じ込めて、祟られないのかな。とはいうものの、実はこの蛇、わたしは非常に観ていて感銘を受けました。生まれて初めて蛇を見て「美しい」と思ったのです。よく観ると、ウロコなんかはタイヘン苦手なみっしりモコモコ形状で、咽喉元まで「うぎゃあ」がこみ上げてくるのですが、不思議と…なんというかちょっと魅入られてしまったようです。しばらくかじりついて眺めてしまいました。
それにしてもよく歩いた…。ところで、鎌倉ってどうしてあんなにインドネシアの民芸品を店頭に並べて、バティック纏った店員さんが民芸雑貨を売っているという店が多いのでしょうか。どこかインドネシアの都市と友好姉妹都市にでもなっているのかな。
「鎌倉といえば鳩サブレーだよねっ。本店で買っていこうよ」というクララのあとについて豊島屋本店へ。本店限定グッズの鳩さぶろうに未練をのこしつつ鎌倉を後に。
今まで花見なんてほとんど出かけたことなかったですが(近所の桜みて喜んでいた)この春はむこう3年分ぐらい花見して、今年1年分ぐらい甘いもの食べた気がする。
楽しかった。あとは、無事にジュネーブに帰り着いてくれるのを祈るばかりだ。
by kyoko_fiddler
| 2005-04-09 21:27
猫、ときどき提琴。 ~Fiddler on the Moon~
by Kyoko
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溶けてゆく猫
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【かー殿下御用達】
猫の首輪工房
柔らかく軽い素材のセンスよい首輪があり、裏にネームも入れてもらえるようになったので、箱入り猫さんにも万が一の時の迷子札がわりになります。殿下もお勧めです。
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